アメリカ一軒家 ハロウィンの対処方法

アメリカ生活
Photo by John Hayler on Unsplash

こんにちは、Naruです(プロフィールはこちら)です。

日本では、ハロウィンは若者が仮装して街に繰り出すようなイベントになりつつありますが、アメリカでは子供たちが、仮装して近所の家を回るという習慣があります。

僕は2019年からアメリカのニュージャージー州(NJ)の一軒家に住んでおります。

最初の二年は、ハロウィンの日はどのように対応してよいのかわからず、当日は外出して家に帰るのを極端に遅くしていました。

しかし、アメリカに来て3回目のハロウィン(2021年10月31日)は今までとは違う方法で対応してみました。

アメリカでのハロウィンはどのように対応したらよいか不安に思っている方の参考にしていただければと思います。

それではスタイル別に紹介していきたいと思います。

自分のスタイルに合った対応方法をしていただければよいと思っております。

子供が来たらドアを開けるスタイル

NJ駐在三年目にしてやっとこのスタイルを取りました。

理由は、妻と子供二人が東京からNJに引っ越してきたので、妻と子供にも体験してもらいたいということからです。

その前は、忙しいのと一人なのとが混在してとても他人の子供を相手にする心の余裕はありませんでした。

準備:家の外見

「あ、この家はノックしていいんだなぁ」的な様相にしておくのが良いです。

例えば、出窓のところに、カボチャやハロウィン関係のものを置いたり、庭にハロウィン関係のものを置いたり(お墓、ガイコツ、カボチャ、人形 等)という感じです。

僕の家は以下のように地味でした。

見えにくいですが、出窓の内側からデコレーションとジャコランタンのぬいぐるみを置いておきました。

準備:お菓子の用意

子供達が家にノックしに来て、基本的にはお菓子をもらいにきます。

「Trick or Treat?」と聞いてくる子は、全体の半分くらいでしょうか。

とにかくお菓子をもらうという感じです。

従いまして、お菓子の用意をしないといけません。

どんな子供たちがくるのか?

年齢でいうと

5歳~10歳の子たちが中心

だと思います。

Elementary School、Middle Schoolくらいの子供たちがくると思います。

我が家には来ませんでしたが、High Schoolの子供達がくることもあるようです。

ちなみに、Middle Schoolといっても、=中学校 とは限りません。ほんの少しですが地域によって、学年が異なります。

例えば僕の住んでいる地域では、日本でいう小5からMiddle Schoolです。

この違いにご興味があればこちらのブログもチェックしてみてください。

お菓子の種類は?

はっきり言って、

子供はお菓子の中身にこだわっているわけではない

と思います。

前述のような年齢層の子が仮装して、気分が高揚してくるわけです。

中には、大きなお菓子袋を持ってくる子もいます。

あげる側としては、子供たちがその場で喜ぶ姿が見たいということであれば、

見た目にこだわる

と満足感が高まると思います。

例えば、お菓子セット的なものを袋に小分けしてあげたりすると喜びます。

我が家では、わざわざEdgeWaterのDaisoで、小分け袋を買って、そこにお菓子の詰め合わせ的なものを子供一人一人に渡せるようにしました。

お菓子の数はどれくらい必要か?

実質的には初めて子供が来た時の対応をするので、正直どれくらい人が来るのかわかりませんでした。

最初は、「誰もこないかもしれない。」という怯えもあり、10個程度のお菓子を用意しておきました。

しかし、

結果としては、30人くらいの子たちが来ました。

これは恐らく一般的な近所の一軒家でいうと少なかったのだと想像します。

なぜ少ないといえるかというと、我が家がある場所にあります。

以下のピンのところが我が家なのですが、行き止まりの手前の一軒家です。

なので、それを知っている子供達は入ってきづらいということです。

参考:近隣の家々(写真入り)

まわりはどうかというと、さすがアメリカ!

今年は、ハリケーンの影響で庭の飾りつけは控えめだったといわれていましたが、飾りつけがド派手だったりユニークな家はいくらでもあります。
以下では、近所の庭でいくつか写真を撮らせてもらったものを紹介します。

ひたすらジャコランタンを置いている家
魔女を置いている家
うちの妻の一番のお気に入りの家。自転車に乗ったガイコツ
ちゃんとヘルメットかぶってます
なかなかシュールなセットです。このセンスは結構気に入っています。
ベンチに座って談笑するガイコツたち
息子の通うMiddle Schoolの通り道の家にガイコツの集団

以下は、僕の中でのHalloween decorated garden of the yearです!

所狭しとお化けが並んでいます。

本当におびただしい数のお化けが並んでいます!

お化けの大行列。百鬼夜行のアメリカ版!

近所の子がポーズしてくれました。

仮装という意味では日本と同じですね。

ドアを開けないでお菓子をあげるスタイル

悩むおじさん
悩むおじさん

当日はいないけど、家に来てくれた子供達には何かあげたいなぁ。。

このような人は、

・家はそれなりにデコレーションをほどこし、Halloweenの子供歓迎的なイメージを出す
・玄関の前にお菓子のかご(とか壺とか)を置いておく

とするとよいでしょう。

我が家の向いの家はそうしていました。

子供達がかごからお菓子をとっていくのが見えました。

たぶんあっと言う間にカラになっていたと思います。

全くハロウィンに対応しないスタイル

これは、赴任した最初の2年間の一人暮らしの時の僕のスタイルでした。

もちろん、家にいないというのが一番楽なのですが、もし家にいるとした以下の対策をしましょう。

家の様相は、いつもと何も変わらない様子を徹底する。
飾りつけは一切せず、電気もつけない。
それでも、ピンポン鳴らしたりノックしてきたりする子はいます。

そこは、

とにかく反応しないであきらめるのを待つ

のであります。

そのうちあきらめて次の家にいってしまいます。

まとめと来年に向けて

前述のように、2021年10月のハロウィンは、子供が来たらドアを開けるスタイルを取ってみました。

これはやってみて良かったです。

良かった点は以下です。

・ハロウィンの準備であまり行かないお店やお店のコーナーを見ることができる
・子供達と少し会話ができ、なかなか学校になじめない息子に情報提供ができる
「同じMiddle Schoolの子が来たよ。」とか。。
・近所の親御さんたちと気軽に挨拶ができる。
・純粋に楽しい

アメリカで三回ハロウィンを経験して、だいたい感じが分かったので、以下の点を改善して来年はさらに楽しみたいと思います。

・出窓の飾りつけはもう少し大きく、もっと派手に
・お菓子は、最初から30~40用意をしておく

今回は、まだコロナ禍だったので、マスクをつけている子供達もそれなりにいました(全体の20%くらいの感覚)。

なので、コロナが明けたらさらに多くの子供達がくるのではないかと予想しております。

来年のハロウィンも楽しみたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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