NJのMVCの自動車試験当日の流れ(2022年2月)

アメリカ生活

こんにちは、Naruです(プロフィールはこちら)です。

ついに、日本から移り住んできた妻がNJのローカルの自動車免許の試験に合格しました!

\ この記事で分かること /

・NJ Bergen CountyのOaklandのMVCにおける筆記試験の手順

\ 想定している読者 /

・英語が分からず、アメリカ生活にも慣れていない
・当日会場で何をするのか不安
・当日の会場での手続きの流れを知りたい

前提

日本で自動車の免許を持っている人は、実技(Road Test)は免除されるのですが、いわゆる筆記試験(Knowledge Test)は受けないといけません。

また、いきなりMVCに行けばテストを受けられるわけではなく、試験を受けるための許可(Initial Permit)を受ける必要があります。

これについては、こちらの記事にまとめてありますので参考にしていただければと思います。

NJのBergen CountyのOaklandのMVCでのInitial Permit関して書いております。

それでは、当日の会場での流れを解説していきたいと思います。

手順1:アポイント確認

まず、MVCにつくと、最初の受付で、アポイントがあるかどうかを確認します。

フルネームをいって、中に入れてもらいます。

僕の場合は、妻が全く英語が喋れないだけではなく、パソコンや各種の手続きアレルギーで、まったく何もできないということで、付き添いでいきました。

なので、受付の時も僕が受付の人と話をします。

僕も中に入れてもらえました。

※昨今は付き添いは中に入れてくれないということを聞きますが、僕の場合はInitial Permitの時も試験の時も入れてもらえました。

手順2:書類確認

次に書類確認のところに行きます。

実際確認されたのは以下でした。

・パスポート
・Social Security Card
・Bank Statement(※)
・日本の免許証
・日本の免許証の正式な翻訳(※)
(※)この段階に来ている方はすでに上記の書類はすべて持っているはずですが、簡単に説明します。

Bank Statement:
銀行から郵送で送られてくる残高証明書のことです。

宛先が試験を受ける本人宛になっている必要があります。

僕の場合は銀行口座開設時に妻との共同名義にしていました。

これを共同にしていないでハマっている人の話を良く聞きます。

銀行口座は特に理由が無ければ、共同名義にすることをおススメいたします。

日本の免許証の正式な翻訳:
日本の免許証は正式な翻訳が必要です。

正式な翻訳は、領事館に依頼して作成してもらう必要があります。

僕の会社の同僚で、領事館ではなく、町の公証役場で翻訳してもらって通ったという例がありますが、本来それはNGです。

担当者によって、本来だめなものがOKになってしまうということはアメリカではよくあります。

また、本来OKなものがNGになるケースもあります。

この場合は不屈の精神で努力する必要があります。。。

この確認が終わると、試験会場(といっても部屋の奥)に進みます。

ちなみに、僕自身はLodiの試験所で2019年に試験を受けたのですが、Lodiの場合は、試験を受ける建物が違います。

この点でOaklandは大きなフロアにすべてが完結しているので迷いがなく、スムーズだと思います。

手順3:試験直前窓口

試験会場で再び窓口があります。

ここで日本の免許証と正式翻訳を渡す必要があります。

ここでの手順は以下です。

・書類の提示(免許証)
・試験言語の選択
・視力検査

視力検査は妻に自分で答えてもらわないといけません。

検査機で見える、アルファベット、数字、色などの簡単なものなので、妻でも答えられました。

付き添いはここまでで、MVC内の待合スペースで待つことになります。

試験会場から3メートルくらいしか離れていないところで待てるので妻も安心というわけです。

手順4:試験

試験対策

試験については、妻は以下のブログとInitial Permitの時に渡された教本(英語)の一部だけで突破しました。

ちなみに、このカオルさんのブログの最初の標識の問題は一切でなかったようです。

GDLとか、試験の資格・条件などは、最近よく出ると聞いており、実際に何問かでたようです。

これは、2019年に僕が受けたときも結構出た印象があります。

教本は、以下のようなものです。

Initial Permitの時に最後の手続きのおじさんがくれた

試験時間

試験の時間としては、1時間は確保されていますが、それ以上時間をかけても良いと聞きました。

ただ、実際1時間以上かかるということは聞いたことがありません。

人よりも平気で二倍の時間をかける妻ですら45分くらいで終わりました。

試験テクニック

試験で合格するためのテクニックについて少し触れさせていただきます。

全部で50問あります。

40問正解するか、11問不正解になった時点で試験が終わります。

試験はパソコンで行います。

答えるたびに、それがあっていたかどうかが表示されます。

つまり一度答えてしまうと後戻りができません。

やるべきことは、わからない問題は答えないで後回しにすることです。

これがこの試験の素晴らしい機能だと思います。

絶対にわかる問題だけを先に答えて、最後にわからない問題に取り掛かります。

妻の場合は、37問正解して、後13問が答えがわからないという状態でした。

13問の選択肢が3つの中から悩んでいるとしたら、適当に選んだとしても3.9問あたる確率があるわけです。

なので、わからない問題は答えないで飛ばして、最後にじっくり選択肢を消去法で狭めていけば確率論で合格に近づきます。

手順5:試験後の書類

試験が合格したら、再び書類です。

半券を渡されるので、それを埋めて、”ID Check”という窓口に並びます。

この窓口では、その半券とInitial Permitの時にもらった書類と、再び日本の免許証を出します。

これをひとまとめのファイルにしてくれます。

手順6:最終手続き

最後の手続きの窓口では、以下を行いました。

・簡単な質問書(免許はNJ以外のものを持ってるか?など)の記載
・免許発行代の支払い(24ドル。クレジットカード支払いOK。)
・免許証の写真の確認(Initial Permitで撮った写真を見せられて、このままでいいか?と聞かれました。)

これが終わると、レターサイズの紙を渡されます。

これは本物の免許証が来るまでの仮の免許証ということになります。

免許証は、2週間後に届くと聞きました。

おわりに

手順はイメージできましたでしょうか?

大体所要時間は、1時間15分ほどでした。(MVCに入ってから出るまで。)

コロナになってからは、アポイント制になったので本当にスムーズです。

但し、結局妻はアメリカに2021年の3月に来て、2022年の2月に取れたので、1年くらいかかりました。

ちなみに国際免許証の期限の前の日にこの試験に受かりました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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