【英語でいいたいことを3ヶ月でいえるようにする】スピーキング上達方法2選

スキルアップ
StockSnapによるPixabayからの画像

こんにちは、Naruです(プロフィールはこちら)です。

この記事はこんな方を対象にして書いています。

・英語は英検3級、TOEIC500レベル
・英語が苦手だが喋れるようになりたい
・自分の言いたいことを3カ月で言えるようになりたい

僕もかつてそうでした。

この記事を書いている僕は、帰国子女ではありませんが、大学生になってから海外に遊びに行くようになり、2023年5月現在は、日本企業の駐在員としてアメリカに駐在をしています。

今では、アメリカ人のメンバーと一緒にプロジェクトを推進できるレベルまで英語は上達しました。

僕がどのようにアメリカ駐在員になったのかということに関しては、こちらの記事を参考にしていただければと思います。

\ この記事で分かること /

3ヶ月でいいたいことが英語で言えるようになるための2つの方法

結論

いきなり結論ですが、ずばり以下です。

3ヶ月で英語でいいたいことをいうための2つの方法
・継続的に日記を書くこと
・日記で書いたことを試すこと
Photo by Cathryn Lavery on Unsplash

この二つを3カ月間繰り返すことで、言いたいことをいえるようになります。

これは僕自身が実践していたことです。

継続的に日記を書くこと

英語上達のための日記の内容

日記といっても、やったことをつらつらと書くのではありません。

明日、外国人と初めて会ったときにどんなことをしゃべるか?それを想像して記載するというのがこの日記の書き方です。

注意点としては以下のことです。

はじめて会った人と話す内容は何か?

これは、その時の環境によって違います。

例えば、僕の場合は、アメリカに一人で遊びに来ている日本の大学生というシチュエーションです。

自己紹介に紐づけて話すことは以下のようなことです。

「はじめまして」のときに話す内容
(1)自分は日本の大学生であること
(2)友達に会いにアメリカに一人であそびにきたこと

この二点を限りに無く膨らませるのです。

筆者
筆者

内容をふくらませるために、
相手がどのような質問をしてくるかを想像してください。

ここがこの日記を書く上で最も重要です。

例えば、質問の例は以下のようなものです。

とにかく想像力を働かせることです。

・日本のどこに住んでいるのか?
・どのようなところなのか?
・大学はどこにあるのか?
・大学の選考科目は何か?
・なぜそれを選考しているのか?
・日本の大学生はどれくらい勉強をするのか?
・日本の大学生はどんな遊びをしているのか?

この想定質問も、相手がどんな人なのかによって変わってくると思います。アメリカにいる人にとって、そもそも日本という国は身近ではありません。

まず距離が遠い。

普通の人は日本人はアジア人のひとくくりの中の概念でしかないはずです。

上海は日本の都市だと思っている人も普通にいます。

ですので、アメリカで会話する時には、日本の説明から入ることになると思います。

近況報告

これは、本業とプライベートに分けて話すとよいと思います。

もし大学生の場合は本業=大学生ですので、

・週末に何をやっているのか?
・どんなことに興味を持って何をやっているのか?

自分が伝えたいことなので英語にするのも楽しいと思います。

時事問題に対する考え方

僕はいろいろな国に仕事で行くようになり思うことがあります。

グローバル会議などで集まったメンバーはそれぞれの国の文化を尊重するものです。

違った視点からの考え方は注意して耳を傾ける傾向が世界中のホワイトカラーで常識になっていると思います。

もしアメリカにいるとしたら、最近のアメリカのニュースのトップ3くらいを抑えておくとよいと思います。

それに対して、自分は日本人という立場ではどのように思うのか?

これはそもそも相手にとっても興味があることだと思います。

日記の書き方の手順

以下の手順で日記を書き進めることをおススメします。

(1)内容を決める。

例えば、上記のように、身分の説明/近況報告/時事の中から、選んで書きます。

(2)継続可能な日記時間を決める。

この日記は何よりも継続することで力になります。

継続ができる範囲の無理のない時間を決めましょう。

例えば、毎日朝の30分、とか寝る前の30分とかそういう感じです。

これをできれば毎日続けてください。

でも、最初からやりすぎて1週間でやめてしまっては意味がないです。

継続して続けるために休息が必要であれば是非取ってください。

人は、覚えたことを次の日には80%ほど忘れているという話を聞いたことがありますでしょうか?

忘れないようにするためには反復が必要です。

使っている表現が自分のものになるまで継続することが重要です。

(3)まず日本語で書く

まず日本語で書くことをおススメします。

慣れてくると、日本語をそのまま英語にできない現象によく出くわすと思います。

そうなったら、部分的には英語で書く部分があってもよいと思います。

(4)英訳する

ネットで検索してネット上の辞書を使ってやるのが良いと思います。

ただ、自分の血肉としていくためには、最初からGoogle Translateで全文を翻訳するのは止めた方がよいと思います。

なぜかというと応用が利かなくなるからです。

辞書を使うと、使う単語の応用や例文が出てきますので、自分自身でどんどん文章を改善していくことができます。

(5)同じことを違う言い方で書く

毎日書いていると、似たようなことを書くケースが増えていきます。

そんなときは、新しい言い回しをするようにしてください。

そうすると語彙が増えていきます。

日記で書いたことを試すこと

Photo by Brett Jordan on Unsplash

僕の経験上ですが、日記をつけるだけだと上達は難しいと思います。

筆者
筆者

日記はつけるだけだと英語上達の実感がないはずです。

なので、日記は試す場とセットで始めてください。

試す場というのは、何か?

英語圏の国に行ってみる

前述の例でいうと、

自ら英語圏の国へ行くのが一番いいです。

英語ができないで英語圏に行く場合には語学学校に行くというパターンが多いと思います。

この場合、可能な限り、日本人のいない語学学校に行くことをおススメします。

英語圏にいく覚悟(時間的・経済的)があるのであれば、日本語は一切喋らない、くらいの覚悟で言ったほうが、格段に英語力は上がります。

筆者
筆者

アニメ、「ドラゴンボール」の世界でいう”精神と時の部屋”的に飛躍的に英語力をアップさせるのが、英語圏にいって一切日本語を喋らないことです。

オンライン英会話教室にいってみる

日本でできる方法としては、英会話があります。

僕のおすすめは、オンラインの毎日人が変わって気軽に安くできるような英会話がよいと思います。

オンラインなので、移動時間が無いので気軽に英語を試すことができます。

これが英語日記のお試しの場としては完璧なわけです。

まさに海外に放浪した時にいろいろな人たちと話をする状況に似ています。

わざわざ海外にいかずとも試すことができるので非常によいと思います。

僕が日記を書いていた1995年にはオンライン英会話教室は無かったです。

英語圏(イギリスやアメリカ)に行くのに航空券だけでも20万円近くかかっていました。

今は月額わずか数千円で英会話ができるということで本当に便利になりました。

試す場での注意点

試す場で必ずやってほしいことがあります。

正しい英語の文章の習得

です。

自分で書いた英語の日記は、誰も添削していないので、間違っている可能性も高いです。

しかしネイティブのしゃべっている英語は正しいわけです。

ネイティブの言っているセンテンスを丸ごとメモしてください。

これもオンライン英会話の素晴らしいところで、メモをしながら話ができます。

外で立って話をしていたらメモを取ることも難しいと思います。

頭に残ったセンテンスはできるだけ丸ごとメモをしてください。

相手のいっていることは聞き取れない

この方法で3カ月つづけたら、かなり話せるようにはなると思います。

次の壁として、

しゃべれるけど、相手の返事や反応が聞き取れない

ということにぶちあたると思います。

この壁は二段階でクリアできると思っております。

相手の反応に対して、確認の文章を入れる。

聞こえないといっても、いくつかの単語は聞き取れると思います。

それを使って、自分で文章を作って、Yes/Noの質問にもっていくのです。Yes/Noなら聞き取れるはずです。

筆者
筆者

「今、あなたがいったことは、こんなことですか?」的に聞き返すのです。

これは非常に良い練習になります。

この「聞き返し」ができると更に大きく英語力を飛躍させることができます。

「聞き返し」の効果
・聞き返すためには、相手のいったことを繰り返す必要があります。
・耳で聞いた相手の文章のコピペすることで、正しく・完璧な英語を話す練習になります。

ただし、たいていの場合、Yes/Noで会話は終わらないということもあり簡単ではないです。

無理にわかろうとしない。

完璧に相手の話が分かるようになるには相当なレベルにならないと難しいです。

なので、上記のように、「あなたのいっていることはこういうことですか?」と言い直した時に、人によっては、以下のような流れになる場合があります。

“To answer your question, Yes, but……”

というようにこのbutの後に膨大な文章が出てくるというパターンです。

でもYesさえ聞き取れれば最初はいいのです。

語彙力が上がれば、聞き取れなくて相手のいっていることがわかる

日記を3カ月書いていれば、語彙力が相当上がっているはずです。

そうなると、相手のいっていることが物理的に聞こえなくても、推測ができるようになります。

語彙力が増えれば増えるほど、Listening能力が向上していくはずです。

ネイティブのセンテンスを丸ごと覚えていればいるほどこれは飛躍的に伸びます。

筆者の実体験:英語力向上を決意した屈辱的事件

Photo by Amel Majanovic on Unsplash

遡ること1995年のことです。

僕は大学受験の英語の成績は良かったのですが、その自信をぶち壊す事件がありました。

大学に入って、はじめてイギリスに一カ月間遊びに行ったら、英語が全く通じなかったのです。

特に一番衝撃的だったのは、スコットランドのユースホステルで遭遇したドイツ人の高校生たちに

ドイツ人高校生その1
ドイツ人高校生その1

日本人はすごい英語の勉強をしていると聞きますが、、、

ドイツ人高校生その2
ドイツ人高校生その2

あなたの英語は大したことないですね。

とバカにされたことです。

大学受験の時の僕の英語の成績は偏差値70くらいあり、決して悪い方ではありませんでした。

それだけにこれは非常に屈辱的な事件でした。

これが僕の英語を喋れるようになりたいという強烈なモチベーションになりました。

今思うとこの発言をした彼らに感謝したいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

3カ月で英語で言いたいことを話すためには、

・継続的に日記を書くこと
・日記で書いたことを試すこと

が重要です。

僕の時代はオンライン英会話が無かったので、日記を書いたあとは外国人と話をする機会を作っては手当たり次第にためしていました。

但しその機会は少なかったです。

それでも飛躍的に言いたいことは言えるようになりました。

ちなみにこの話は大学時代の話です。

その後英語を使わない生活を16年した後に、どっぷりと英語漬けの生活に戻りました。

そして最終的にはアメリカに企業の駐在員として住み始めることができました。

その経緯についてはこちらの記事をご覧ください。

また、英語漬けの職場での苦労話についてはこちらの記事を御覧ください。

英語で言いたいことを言えるようになりたい人にこの記事が少しでもお役に立てればと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました