読書が苦痛だった僕が週1冊読めるようになった4つの方法

スキルアップ

こんにちは、Naruです(プロフィールはこちら)です。

僕は、読書が苦痛でした。

2022年にそれを克服しました。

何をもって苦痛な読書を「克服した」といえるのか?

自分の中では、以下のように思っています。

苦痛な読書、克服の目安
1.週一冊のペースでの読書
2.その状態を1年継続
感覚的には月4冊以上

そして、2022年についにそれを達成しました!

この記事は、読書が苦痛だった僕がそれを克服した方法を紹介いたします。

筆者
筆者

安心してください!

苦痛を克服しただけで、未だに得意とはいえません(汗)。

だから、無理に読書好きになる必要はないんです。

\ この記事で分かること /

・読書が苦痛でも読書量を増やす方法
・読書苦痛でも達成感を味わえるやり方

ちなみに、このブログの読者さんは以下のような方を想定しています。

これは、僕自身であります!

想定読者層
・週1冊ペースで本を読めるようになりたい
・読書は苦痛だが、何とか克服したい
・速読に手をだしたがうまくいっていない
・本は最後まで読まないと、と思っている
・漠然と、”読書はいいものだ”と思っている
・読書のためにガッツリ時間をとれない

結論から言ってしまうと、僕が実践している方法は以下です。

苦痛な読書、克服のための4つの方法
1.気になった本は購入リストに追加する
2.時間泥棒を退治する
3.同時に何冊も読む
4.記録をつける

これを実践して、どれくらい本が読めるようになったかというと、

年間60冊、週1~2冊のペース

という感じになりました。

2021年の読書数は、7冊ですが、

2022年の読書数は、60冊でした。

気になった本は購入リストに追加する

Image by Michael Sylvester from Pixabay

気になった本はまず購入リストに追加するようにしています。

購入リストについては以下のように管理しています。

1.読みたい本リスト(手書き)を作る
2.本の読書時間をリストに追加する(Kindleを活用)
3.購入したら”済”マークを付ける

読みたい本リスト(手書き)を作る

僕の場合は、本を手に入れるためのリストというのを手書きで作っています。

以下のイメージは実際の僕の2022年のノートに記載している内容です(汚くてすいません)。

読みたい本の手書きリスト

気になった本はここにどんどん書いていきます。

この段階では、まだ買うわけでもありませんし、まして読み始めるわけでもありません。

まずは、書いて自分の興味を可視化するところから始めています。

というようにしています。

このリストに追加したら、気が向いたときに購入をしています。

なので、僕の周りには常に未読の本が山積みになっています(笑)。

本の読書時間をリストに追加する(Kindleを活用)

僕はアメリカに住んでいるということもあり、基本的にはKindleで本を読んでいます。

Kindleの機能で素晴らしいのは、”読み終わるまでにかかる時間”を教えてくれることです。

以下のように、読み終えるまでの平均的な時間がかかれています。

僕の場合は、時間を調べたらリストにその時間を追加していきます。

例えば、上記の”ハイパワーマーケティング”という本でいうと4時間55分とあります。

つまり5時間なので、先の手書きのリストの本のタイトルのところに”5”と書き込みます。

読み終わるまでの時間を書いておく

購入したら”済”マークを付ける

厳密にいうと購入ではなく、図書館で借りてきてもいいですが、すぐに読める状態にするというのがポイントです。

僕の場合は、Kindleと紙の本を併用しているので、このリストを見ることで手元にどれくらい本があるのかがわかって非常にいいです。

このような感じでゲットした本の横には”済”とつけています。

購入した本の横には済をつける

時間泥棒を退治する

Photo by Heather Zabriskie on Unsplash

この話の前提として、以下のようなことを想定しております。

読書のためにガッツリ時間をとれない/とりたくない

僕自身も読書の時間を特別にとっているわけではありません。

読書の時間というのは、いまだに苦痛であり、たまにしかガッツリ取るという気にはなりません。

ちなみに、ガッツリとるというのは、

・今日はカフェでメモを取りながら読書するぞ!
・今日は天気がいいから、バルコニーに椅子を出してちょっと本でも読むか。

というような感じのことで、頻度としては月に1回あるかどうかという感じです。

読書はスキマ時間に行う
or
読書はナガラ時間に行う
というのが基本です。

従いまして、スキマ時間に巣くっている別の行動を分析して対処する必要があります。

もし、スキマ時間ではなく、ガッツリ時間を取るやり方について興味がある方は、こちらの記事も参考にしていただければと思います。

スマフォ時間の削減

まずやったことで効果が大きかったのは、

スキマ時間にスマフォをだらだら見るのを止めること
でした。

といっても中々難しいですよね。

これをやるためにさらにやったことは以下です。

スマフォ時間削減のための具体的対策
・アプリを極限まで削除
・アプリのPUSH通知を極限までOFF
この二つは誰でもできることなので、是非やってみてください。
すぐに効果がでますよ。

テレビを見るのを止める

ソファの目の前にテレビを置いていると、座ると思わずスイッチをつけてしまうと思います。

僕がやったのは、

テレビは壁掛けの絵のような存在にする
というものでした。
具体的には、YouTubeのBGM動画を流すだけにするということをしています。

特に、鳥のさえずりや波の音などの自然の音ときれいな景色を移しておくだけにして、壁掛けの絵のような存在にすることで気にならなくなります。

テレビは、壁掛け絵でしかないので、ソファに座ったら本を読むようになります。

是非試してみてください。

僕はこれでテレビを完全に卒業しました。

YouTubeを見る時間帯を変更

YouTubeは情報源としても良く見るものですが、これに関しては、以下のようなルール設定をしました。

・情報収集系YouTube(投資情報・自己啓発など):見ないで、聞くだけ。家事をしながら、運転をしながら 等。
・娯楽系YouTube:寝る前だけ。

これを実践することでスキマ時間はかなり確保できるようになります。

同時に何冊も読む

Image by congerdesign from Pixabay

同時に複数の本を読むというのは、多くの本を読むために必要不可欠なことです。

特にこれは、読書が苦痛だという人こそやるべき手法です。

僕もそうなのですが、活字嫌いな人にとって読書は苦痛でしかありません。

この苦痛を和らげるのが、同時に複数の本を読むということです。

同時に複数の本を読むと気分転換になり脳が苦痛を感じにくくなります。

同じ本で同じ苦痛をずっと味わうのではなく、苦痛の種類を分散させることで気晴らしにするというわけです。

また、つまらないと思ったら、読むのを止める勇気も、複数同時に読んでいるときの方が湧いてきます。

一度読み始めたら最後まで読まないと。。。と思ってしまう気持ちはよくわかります。

しかし、自分に合わない・理解ができない、と思ったら、その本を読むことが自分の貴重な時間を奪う要因になりかねません。

なので、読み進めることで苦痛が続くようなら思い切ってスパッと止めましょう。

同時に複数読んでいると、途中で一冊あきらめても、罪悪感が軽減されます。
これは、株式投資の損切に近い感覚があります。
一つ負けてもトータルで勝てばよい、そんな感覚です。

但し、同時に複数の本を読むために注意事項があります。

筆者
筆者

本のタイプを三つに分けてください。

本のタイプの分け方
1.手書きメモ無しで読めるタイプ
2.メモを残したいタイプ
3.章ごとに話が完結するタイプ

手書きメモ無しで読めるタイプ

特に小説や、ノートに書くまでもない、流して読んでも良いような本です。

ノートがいらないので、その本だけ持っていればどこでも読めます。

また、ここではあえて”手書き”といっています。

Kindleは、ペンが無くても線が引くことができますし、メモを残すことができます。

紙やPCなどでわざわざメモを取るようなレベルでは無いもの、Kindleの線を引く程度で十分なものもこのタイプに分類されます。

手書きメモを残したいタイプ

Image by Pexels from Pixabay

読んだ本の内容をしっかりと吸収したい。

といった種類の本のことです。

あるいは、自己啓発本で、演習を促すようなタイプです。

僕の場合は、このタイプの本を読むときには、ノートを手元に置いておきます。

重要なことがあったり、本の中で「さぁ、思いつくことを書いてみてください。」的な指示があったときに書き出すためです。

メモを残すことで頭の中にしっかりと入ってきます。

章ごとに話が完結するタイプ

これは、10分程度で話が完結するような章だてになっている本です。

例えば、短編小説や単元ごとの学習本といったものです。

このような本は、読み終わるまでに断続的に長く時間がたってもよいです。

ですので、例えばベッドの横に置いておくとか、仕事の合間にちょっと読むとか、昼休みに読むとか、トイレで読むとか、そういうぶつ切りのスキマ時間に読むのをおススメします。

タイプ別の読むタイミング

この作業が読書量を増やす最大のキーです。

スキマ時間が確保できたら、スキマ時間と”ながら”時間をタイプに分けて、本のタイプを割り振っていきます。

上述したように、本のタイプに合わせる、時間の割り振りは以下のようになります。

メモ無しで読めるタイプ
 →エアロバイクに乗りながら
 →ベッドで寝る前に
 →バルコニーに椅子を出して
 →公園のお気に入りの場所で
メモを残したいタイプ
 →カフェでノートを持ち込んで
 →テーブルでノートを持ち込んで
章ごとに話が完結するタイプ
 →ちょっとした待ち時間
 →食事をしながら

ちなみに、”ちょっとした待ち時間”に気を配ると非常に有効です。

ちょっとした待ち時間というのはいつ起こるかわかりませんが、たいていは、

何かで並んで待っている時間
になることが多いです。

例えば、病院での待ち時間・買い物でのちょっと長い行列・トイレの待ち時間などなど。。。

ポイントは、

ちょっと待つかもしれない時に、常にKindleを持っていること
です。

そうしないとたちまち時間がスマフォの餌食になってしまいます。

言うまでもないですが、通勤時間などで電車を使う人はこの移動時間が貴重な読書時間になります。

記録をつける

Image by Chris Pastrick from Pixabay

これは本を苦も無く読んでいる人には想像もつかないことだと思いますが、僕にとっては本を1冊読み終わったらそれは拍手を送るに値すべきイベントです。今でも。

それぐらい僕も読書には苦労しています。

なので、何月にどんな本を読んだのかというのを、2011年からずっと記録につけています。

これは僕にとっては、”読了達成の記録”なのであります。

ちなみに、以下は、冊数を月別で示した表です。

月別読書量の推移

年読了数で見てみると、2021年は、年間7冊であるのに対して、2022年は60冊となっているのがわかります。

このように記録をつけていると、数字が目に見えて成長しているので励みになります。

上記の表の一番右にある、その年のひと月当たりの読了数をグラフにしてみると、2022年が突出して高いのがわかります。

ひと月あたりの本の平均読了数の推移

この記事で書いていることを地道に1年間継続して月5冊のペースの読書ができたのです。

おまけ

そのほかに以下のようなこともやっていますので、参考にしていただければと思います。

子供向けの小説を読む

実は、子供向けの本をよく読むようにしています。

これには、以下のような意味があります。

・教養のため。子供のころに本を読まなかったので。
・自分のこどもに本を勧めるにも、内容がわからないと勧められない
・本の冊数を増やせる
・速読の練習

最後の速読の練習についてですが、自分が今実践している速読の訓練に子供向けの小説がちょうどよいのです。

この速読の訓練のために、さらっと読める小説を何冊も用意する必要があります。

僕の家には、ちょうど少年少女世界の名作で何十冊という小説があります。

これが速読の訓練にぴったりなのです。

ちなみに、2022年の12カ月で読んだ60冊のうち19冊が子供向けの小説になりますので、約3割強です。

頭の働きを良くするサプリ

サプリに関しては、2022年の1月に読んだ、

「LIMITLESS 超加速学習: 人生を変える「学び方」の授業」

に影響を受けてはじめました。

具体的に飲んでいるサプリメントは、以下の二種類で1年以上継続的に飲んでいます。

・DHA
・Termeric

もしかするとサプリのおかげで、読書習慣が継続できているのかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

僕は、自分が一週間に一冊のペースで本を読むことは一生できないのではないかと思っていました。

しかし、2022年ついにこのペースをつかむことができました。

それを実現したやり方は以下です。

1.気になった本は購入リストに追加する
2.時間泥棒を退治する
3.同時に何冊も読む
4.記録をつける
おまけ:子供向け小説、サプリ

僕のように活字嫌いだけど読書をしたいという人に、この記事が少しでもお役にたてたらうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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