文系なのにSE志望:文系帰国子女のリアルな試験日程

帰国子女受験

こんにちは、Naruです(プロフィールはこちら)です。

僕は息子を日本の高校2年になるタイミングの春にアメリカにつれてきました。

2023年の7月に、ついに日本の大学受験のために帰国しました。

そして受験校を絞り込みました。

\ この記事で分かること /

・受験する大学の手続きを含む試験日程
・どこでどう受験をおわらせるかの計画

受験する大学・学部

Image by Walter Frehner from Pixabay

いろいろ検討した結果、志望順位別に以下を受験することに決めました。

大学学部情報系?志望順位志望理由
慶応大学環境情報学部1記念受験的存在。
中央大学経済学部
情報システム学科
2本命。
GMARCHで文系の情報系学部がある。
法政大学経営学部3GMARCHで帰国子女枠がある。
学習院大学法学部4GMARCHで帰国子女枠がある
東洋大学総合情報学部5ランクは落ちるが、文系の情報系学部がある。
武蔵野大学システムサイエンス学部6ランクは落ちるが、文系の情報系学部がある。
2024年度 帰国子女受験の文系息子が選んだ志望校一覧

このような選択をした経緯については以下の記事で詳しく記載しております。

文系なのにSE志望:文系帰国子女のリアルな大学学部選び

日程

Image by Andreas Lischka from Pixabay

時系列を意識した表は以下です。

合格発表の日程は文字を大きくしています。

大学7月8月9月10月11月12月志望順位
慶応7/7-7/19
 出願
9/6
 合格発表
12/4-12/15
 手続き
1
法政7/11-7/21
 出願
9/12
 一次合格発表
9/24
 二次試験
10/3
 二次合格発表
10/3-10/19
 手続き
3
学習院8/16-8/18
 出願
9/15
 一次合格発表
9/30
 二次試験
10/6
 二次合否発表
10/6-10/19
 手続き
4
武蔵野9/1-9/8
 出願
10/1
 試験
10/6
 合格発表
10/7-10/16
 手続き
6
中央9/11-9/15
 出願
11/11
 試験
11/20
 合格発表
11/20-11/28
 手続き
2
東洋9/19-9/21
 出願
11/19
 試験
12/1
 合格発表
12/1-12/14
 手続き
5
2024年度 帰国子女文系SE志望受験大学の合格日別準の日程

志望校を見てみるとまことに悩ましい日程になっております。

面白いことに、慶応大学は最も早く出願があるのに、最も手続きが遅いです。

息子は、アメリカの高校を6月で卒業して7月に帰国しました。

同じ学年の子たちは、ストレートの場合はすでに4月から大学生ですので、いわゆる浪人期間のような状況です。

それも影響しているかもしれませんが、一般受験生と比べると早めに受験が終わることになります。

入学は、他の一般生徒同じように4月です。

受験終了のシナリオ

Photo by Warren on Unsplash

志望順位で見ると、シナリオは3つしかありません。

慶応 合格 の場合

9月6日に結果がわかります。

このブログを書いているのが、9月5日ですので、明日です。

速報ブログは書きません(笑)。

もし、9月6日に慶応に合格したら、以下のようになります。

大学名対応メモ
法政出願済だが試験受けない
学習院出願済だが試験受けない
武蔵野出願済だが試験受けない慶応の結果を見てから出願しても良かったのですが、慌てたくないので出願ししました。
中央出願しない
東洋出願しない

慶応 不合格、法政/学習院 合格 の場合

もし慶応大学に不合格し、法政・学習院のどちらかに合格した場合には、本命の中央大学を目指しつづけます。

一方で、東洋大学は試験を受けることもしないということになります。

客観的に見るとこの可能性が一番高いと思っています。

慶応・法政・学習院が 不合格 の場合

もし慶応大学に不合格し、法政・学習院も不合格になった場合にも、本命の中央大学の合格を目指していくことになります。

この場合、中央大学の11/11の試験と11/20の合格発表まで他の大学も予定通りすべて受けます。

日程の最後に来る、志望順位5位の東洋大学ですが、中央大学の発表の前日の11/19に試験があります。

これは、天の助けだと思っています。

本命である中央大学の結果を知らずに試験が受けられるからです。

武蔵野と東洋が滑り止めな理由

これまでのシナリオには、武蔵野大学と東洋大学はどちらかは必ず合格する、という前提があります。

もちろん、世の中には絶対ということはありませんが、なぜそのようなことを言えるかというと以下です。

武蔵野大学と東洋大学が滑り止めになる理由
1.帰国子女であること:
筆者の予想は、帰国子女に対する優遇が高い。帰国子女は駐在員世帯の子である可能性が高く、高学歴傾向があり、早慶上智GMARCHが最も激戦区である。それより一般受験偏差値が下のランクである、武蔵野大学と東洋は、応募がそもそも少ない。
2.アメリカでの成績がよいこと:
アメリカでの直近二年間の成績はオールAに近い。日本の高校で見立てた時の比較対象は、進学校のオールAではなく、中堅校のオールAに互換しているというのが筆者の予想。
3.TOEFLの成績が悪くないこと:
出願時のスコアは72。早慶上智を狙うには決して高くはないが、GMARCHでギリギリいけるレベルになっている。それより一般受験偏差値が下のランクである、武蔵野大学と東洋では恐らく72は合格レベル。
4.情報系の志望動機が明確:
システムエンジニアになりたいという明確な将来目標があり、その学部が武蔵野大学と東洋大学にあるというのが受験理由になっている。また、文系でありながら、数学受験無しでこの夢を叶えてくれる両校に対する息子の思い入れも強く、それが出願書類に明確にかかれているので、恐らくその熱意が伝わると予想。

この2大学はいわゆる滑り止めですが、ここに通うことになっても全く問題ないという気持ちを持っています。

それは、情報系でありながら、文系の数学を受験科目にしていないという息子の志望要望にぴったりあっているからです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ご紹介した6つの大学の出願から入学手続きまでは、ざっくりいうと7月あたまから12月頭までかかります。

6つの大学の志望順位等の関係から、早いと9月頭で結果が出て、遅いと12月ということになります。

また手続きという意味では、どのシナリオでも12月くらいまで手続きは続きそうです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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