NJのMVCでのInitial Permit(2021年12月)

アメリカ生活

こんにちは、Naruです(プロフィールはこちら)です。

この記事は、以下のような方を想定しております。

・アメリカのニュージャージーのBergen Countyに住んでいる方もしくは近々住む予定の方
・自動車免許の手続きが必要な方

先日(2021年12月15日)、東京からNJに移り住んできた僕の妻の免許の取得のためにOaklandのMVC(Moter Vehicle Commission)にInitial Permitをもらいに行きました。

結論から言うと

OaklandのMVCはめちゃくちゃ良かったです。

この状況がずっと続くと良いのですが、状況は日々変わっているので、参考情報としてお伝えできればと思います。

Initial Permitの後の、筆記試験当日の流れが知りたい方はこちらの記事を参考にしていただければと思います。

Initial Permitの流れ

Initial Permitは、日本の免許書を学科試験(Knowldege Test)だけでローカルの免許を取得するための最初の手続きのことを指しています。

2021年12月現在では、MVCの手続きはすべてアポイント制になっておりますので、以下のサイトからアポイントを取る必要があります。

What service is needed? - TeleGov

このページの赤い枠のところをクリックして、アポイントを取りました。

MVCのアポイントを取るためのサイト

ここをクリックすると、以下のような画面になります。

このページのスクロールバーで、自分の行きたいMVCがあれば、そこからアポイントを取ることができます。

以下の赤い枠のところ(”Make Appointment”)をクリックします。

MVCのどこでアポイントを取るかを決めるページ

これを押下すると、以下のようなページになるので、必要事項を埋めてアポイントを取りましょう。

僕は、妻の免許手続きのためにOaklandでの予約を取りました。

家に近いのは、Lodiだったのですが、Lodiのアポが一杯で取れなかったのでOaklandにしました。

OaklandのMVCの外観

OaklandのMVCですが、以下のような感じでモールの中にあるのでちょっとわかりにくいかもしれません。

入口の看板のところの青枠にMoter Vehicle Agencyと書いてあります。最後がCommissionではないですが、ここがOaklandのMVCです。

そして赤枠のところのドアをあけて左側にMVCがあります。

受付1:半券フォームの記入

予約は、9:15なのですが、15分前の9:00までに来るように、というTextを事前にもらっていました。

さらに9:00になる5分前くらいにOaklanにMVCにつきました。

僕は、英語が全くしゃべれない妻の付き添いで来ました。

事前情報として、2カ月ほど前に同じ状況(全く英語のできない奥さんに付き添ったご主人談)で

英語のしゃべれない奥さんの通訳として付き添ったご主人の入場は拒否される

と聞いていました。

すでに日本からの駐在員仲間で二組がこのようなことに遭遇しており、覚悟をしていきました。

最初の受付で、

・訪問理由(Initial Permission)
・名前
を告げると、半券のカードをくれます。
もちろんこの受け答えは、妻ではなく僕が代わりに行いました。
受付のおじさんは、MVCの職員にありがちな不愛想ではなく、とても感じが良い人でした。
 
そして”Does she speck English?(奥さんは英語がわかりますか?)”と僕に聞いてきたので、”なららー(Not at all)”と即答で答えたら、なんと僕も一緒に中に入れてくれました!
 
 
通訳として付き添いがOK、というのは嬉しい誤算でした!
 
最初の受付でもらうのは、以下のような半券です。
 
https://www.state.nj.us/mvc/pdf/license/BA-208.pdf

記載事項としては、

・名前
・住所
・性別
・身長(フィートとインチで記載が必要ですので、予め覚えておくとよいでしょう。)
・体重(ポンドで記載が必要ですので、同じく予めて覚えておくとよいでしょう。)
・目の色(日本人ならBlackだと思います。)
・SSN(Social Security Number)

になります。

この記入が済んだら次の受付です。

受付2:6Points of ID

ニュージャージー州の自動車免許手続きで必要な6つのIDというのが、”6 Points of ID”というもので、以下のサイトからそれが確認できます。

https://www.state.nj.us/mvc/pdf/license/Standard_License_Sheet_Engl.pdf

妻の場合は、以下を聞かれました。

 ・パスポート
 ・SSNカード
 ・住所証明(妻と共同名義の銀行からのStatement Letter)
 ・I-94

予想よりも少ない要求でした。

悪名高いMVCですが、受付2のお姉さんも、MVCらしからぬ、親切で愛嬌のある対応をしてくれました。

但し、アメリカでよくある

担当者によって対応が違うアレ
だと思いますので、以下のものも持って行った方がよいです。
・妻の名義(共同名義でOK)の銀行のキャッシュカード
・妻の名前の入った保険カード
・婚姻証明(Marrige Certificate)

最後の婚姻証明は、せっかく準備したのに、何故聞かないんだ?と思いました。

婚姻証明は、VISAの主の人との婚姻関係を証明するというものです。

免許よりも前に、まずSSNの取得の際に必要になります。

念のためこの証明書の取得方法ですが、以下です。

(1)日本の戸籍を管理している自治体から戸籍謄本を取り寄せる。
(2)戸籍謄本を日本の領事館(ニュージャージーであれば、マンハッタンのニューヨーク総領事館が近い)に行き、翻訳を依頼する。
これが正式なものになります。

しかしながら、先日、この戸籍謄本の翻訳を町中の公証役場に頼んでしてもらい、MVCの書類として受領された、という話を聞きました。

ただ、これも例によって、、

担当者によって対応が違うアレ

で、他の人がこの噂を聞いて同じようにしようとしたらNGでした。

書類が受理されたら、最後の受付です。

受付3:最終手続き

最終手続きも、MVCらしからぬ、とても親切なおじさんでした。

ここでは、以下のものを出しました。

・日本の運転免許証
・免許書の英訳
この英訳も、領事館に行ってあらかじめ用意しておきました。
国際免許証は出す必要はありませんでした。

でも一応持って行った方がよいです。

ここでの手続きとしては、以下でした。

(1)書類(上記の)を出す
(2)証明写真を撮る
(3)書類にサインする
(4)お金を払う(10ドル)
(3)に関してですが、質問に答えるところがあります。
 1)NJ以外のところでの免許をもっているか?
 Yes、と答えて、License in Japanと記入
 2)免許に関して何らかの交通違反を受けているか?
 No、
 あと、二つの質問は忘れましたが、Noと答えました。

受け取る書類

受付3が終了すると、以下のような書類を受け取ります。

※赤枠内の番号は、桁数は本物と同じですが、実際の数字とは違います。筆者が適当にありもしない数字を入れています。

左上の赤枠の番号が、次の予約(筆記試験)の際に必要なもので、

最終的にドライバーズライセンス番号になる
というものです。
 
それと、この親切なおじさんは、
筆記試験の勉強はしてますか?
と聞いてきてくれました。

さらに、

これで勉強するといいですよ。
といって、小さなマニュアルをくれました。
 
高さ19㎝、横13㎝ほどの大きさ

我が家にはプリンターが無いので、この紙の冊子は、まさに神の冊子といえるほどありがたいです!

厚さはこんな感じです。

厚さは1.2㎝ほど

本当になんて親切なのでしょう!

所要時間

僕が通訳と手続きをほぼ代行できたということで非常にスムーズだったと思います。

MVCの受付1から最後の3を出るまでにかかった時間は、30分でした。

まとめ

自分も免許の取得と更新でMVCに行ったことはありますし、別の駐在員の話を聞くに、MVCというところはとにかくできるだけ行きたくないところの一つでした。

それだけに今回のOaklandのMVCは出たときに、とても幸せな気分になりました。

MVCにいって、幸せな気分になるなんて、本当におかしな話ですが、大きな幸せポイントは以下だと思います。

(1)通訳として自分が中に入ることができ、手続きがスムーズに行ったこと
(2)MVCの人がみんな明るく親切だったこと

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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